2015年度特色ある取り組み

可決した予算から特色ある取り組みの抜粋

  • 枚方市第5次総合計画が策定(枚方市がめざすまちの将来像を明らかにし、その実現に向けて総合的かつ計画的な市政運営をすすめるため)
  • AEDのコンビニ設置(市内の各コンビニエンスストアにAED設置を順次進めるとともに、市民向けのAED講習会も行う。)
  • 増設した防犯カメラの運用開始(犯罪件数の減少を図るため、2014年度に未設置である地域等に増設した防犯カメラの運用を開始250台増設、計329台設置)
  • 新消防本部庁舎の建設(2015年7月初旬の供用をめざす)
  • 新たな待機児童対策の推進(保育所の増改築等、認定こども園の創設、小規模保育事業などで、待機児童対策を推進)定数増:年度当初586人、年度中104人、2016年度当初160人(計840人増)
  • 少人数学級編成の拡充(児童一人ひとりに向き合うきめ細やかな指導充実させるため、市独自の少人数学級編成を小学校第4学年まで拡充)
  • 学校図書館と市立図書館のオンライン化(蔵書データのオンライン化を進める)
  • 医療通訳士の派遣(医療通訳士登録派遣制度の運用開始)
  • 乳がん検診の拡充(2年に一度の受診として定めている受信可能期間以外にも、一定の条件を満たせば検診の受診が可能)
  • 産後ケア事業の実施(家族からの援助が受けられない等、支援を必要とする母子に対して、出産後も安心して子育てができる支援体制を確保)
  • 生活困窮者自立支援事業の実施(生活困窮者自立支援法に基づく各種事業「就労準備支援事業、一時生活支援事業、学習支援事業など」の実施)
  • 終戦70年平和事業の実施(戦争の恐ろしさや平和の尊さをテーマとした講演会の開催など)
  • 環境影響評価制度の見直し(法・府条例との整合を図るとともに、枚方市の状況を踏まえた制度となるよう見直す)
  • 総合文化施設の整備(設計にとりくむ)
  • 東部公園野球場(ひらかた東部スタジアム)供用開始
  • 藤阪東町中央公園テニスコート供用開始(元国家公務員枚方体育センター跡に整備されたテニスコート)
  • 子ども医療費助成の対象を拡大(入・通院とも中学3年生までに拡大。12月から)

「新教育委員会制度」について
教育委員会制度の見直しに係る地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が、4月1日から施行されます。

  • 教育委員長と教育長を一本化した新「教育長」の設置
  • 教育長へのチェック機能の強化と会議の透明化
  • すべての地方公共団体に「総合教育会議」を設置
  • 教育に関する「大綱」を首長が策定

以上4つのポイントが大きく変わるところです。

首長が招集する総合教育会議と直接任命する教育長を通じて、首長の教育への関与を大幅に強めるものではないかと危惧しています。教育委員会制度は、先の戦争の反省から、教育への不当な支配・介入を禁じ、教育の自主性・自律性を確保するために設けられたものです。教育の政治的中立性、継続性・安定性の確保が損なわれないように、これからも議会で注視していかなければならないと考えています。