2012年第1回枚方市議会定例会(3月議会)

2012年2月25日~3月28日を会期として、第1回枚方市議会定例会が開催されました。3月議会は、会期中に予算委員会が開かれていますので、いつもより長い会期となります。

新年度を迎えるにあたっての議会です。まずは竹内市長から市政運営方針が表明され、それに対して各会派の代表者が質問をします。
我が民主クラブからは大塚議員が代表質問をしました。
市長の市政運営方針は、HPにも載り、広報ひらかた4月号にも全文が掲載されています。「健康医療都市」「教育文化都市」を新たなブランドとし、竹内市長2期目、竹内カラーの本格的なスタートとなります。
我が会派の質問は、まちづくりの基本方向及び今年度主要施策について様々な角度から確認をしたり、提言していく形となりました。

議案

  • 一般会計及び特別会計・企業会計の補正予算
  • 2012年度一般会計及び6特別会計・3企業会計予算(予算特別委員会に付託)
  • 機構改革を行うために、それに伴う条例の一部改正について
  • 国の法律の変更に伴う条例の一部改正について
  • 市長等の給与に関する条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について(特別職報酬審議会の答申を受け、約5%減に)
  • 枚方市基金条例の一部改正について 等

人事案件として、教育委員会委員の任命、公平委員会委員の選任、人権擁護委員候補者の推薦について、 があり、すべて議会として「異議なし」となりました。
教育委員会委員としては、南部教育長が再選、山下委員も再選となりました。

他に、議員提出、議会改革特別委員会提出の議案が計5件ありました。
結果、市議会議員の議員報酬に関する特別措置条例が制定(6%減)、枚方市議会定数条例及び枚方市議会委員会条例の一部改正がされ、定数34名から、次期選挙においては32名となりました。枚方市報酬および費用弁償に関する条例の一部改正も行われました。

機構改革

主な改編は、子育てや青少年施策を統括する「子ども青少年部」の新設、政策の立案・PRを強化する「政策企画部」の設置、中核市への移行を円滑に進めるための「中核市準備課」「保健所準備課」の設置などです。
教育委員会においても、社会教育部の再編がおこなわれ、社会教育青少年課を「社会教育課」に改編など行われました。

2012年度当初予算

  • 一般会計当初予算額は、対前年度比14億円・1.2%増の1173億円。
  • 投資的経費は、新消防本部建設用地整備事業や長尾駅前広場整備事業、いかがスポーツセンター整備事業等を実施し、対前年度比15億円・27.8%増の67億円。
  • 次世代の負担軽減を図るため、将来の地方債残高の抑制に向け、償還方法の見直しを行ったことなどにより、公債費は対前年度比15億円・14.4%増の118億円。

などなど、総額2350億円の当初予算も可決されました。

請願「保育所・学校給食の食材の放射能の独自検査に関する請願」も出されましたが否決されました。

枚方市議会議員 野村いくよ