決算特別委員会

2013年度決算等を審査する決算特別委員会が2014年10月6日から16日まで開かれます。
15人の委員により、5日間にわたり質疑応答があり審査されます。

A日程(6、7日)は、総論及び総務・文教所管について
B日程(8,14日)は、総論及び厚生・建設所管について

16日は、特別・企業会計について、最終討論が行われ、認定について採決されます。
民主クラブからは、松浦議員、大塚議員、三島議員、大橋議員(副委員長)が決算特別委員となりました。
私は、傍聴のみの参加となります。

2013年度一般会計決算はどうだったのでしょうか。
一般会計・歳入 総額は1215億8969万円
一般会計・歳出 総額は1196億9582万円
実質収支は約17億円の黒字。1990年度に次ぐ2番目の黒字額です。

歳入では、個人市民税は減収でしたが、法人市民税や市たばこ税の増収などにより、市税収入全体で7億6192万円の増加。歳入全体では13億435万円の増加。

歳出では、人件費が職員給与の減額措置の実施や退職手当の減少などにより10億1285万円の減少。しかし、扶助費が3億474万円増加し、低利な市債への借り換えを行ったことなどにより公債費が22億1146万円の増加となり、歳出全体では10億1198万円の増加。

(扶助費:生活保護費、児童手当、高齢者・障害者福祉など)

  • 市有建築物の改修費用や将来の公債費への対応などで基金に積み増し、2013年度末の基金現在高は20億円の増加となりました。
  • 将来負担の軽減を図るため繰上償還を実施し、昨年度末の地方財現在高は23億円の減少となりました。

特別会計は?

実質収支は介護保険と後期高齢者医療が黒字。土地取得と財産区は収支均衡。国民健康保険と自動車駐車場は赤字となりました。

企業会計は?

水道事業と下水道事業は黒字。病院事業は赤字となりました。

自治体の財政が健全かどうかを示す全国共通の指標「健全化判断比率」はすべての指標で「健全」と示されました。

決算特別委員会終了後、10月22日に委員会報告、追加議案審議を以て第3回枚方市議会定例会は閉会となります。