2017年12月定例月議会②

12月定例月議会一般質問(12月13~15、18日)

今議会も全議員が質問に立ちました。

18日は、枚方市議会一般質問最終日です。
私は30人中25番目で、18日午前の2番目に質問に立ちました。

質問内容は…

1.男女共同参画事業について

①男女共生フロア・ウィルについて…

2017年4月から、男女共生フロア・ウィルがサンプラザ3号館に移転しています。現状を聴きました。同じフロアに隣接している子ども総合相談センターとは、相談や事業の連携などにより、複合的な対応が迅速にできるようになりました。

②女性に対する暴力をなくす運動期間について

取り組み内容を確認し、最近では、JKビジネスやAVビデオ出演強要やレイプドラッグなど性暴力が若年層の女性にも広がっています。パープルリボンとオレンジリボンのダブルリボンも紹介し、相談機関の充実を訴えました。

③DV予防教育について

実施校数の確認のうえ、子どもたちの実施後の感想から、この授業が固定的な性別役割分担意識を見直すきっかけになったことや、暴力についてはいかなる場合も認められるものではないなどの感想が多く見られ、実施前とは明らかな意識の変化が見られたことを知りました。全校実施を要望しました。

2.子ども支援について

①子ども未来応援コーディネーターについて

コーディネーターの具体的な役割と現在の取り組み状況を尋ね、福祉と教育強化のためにも有効なつなぎ役となるよう要望しました。

②子どもの支援者の育成について

子どもの支援者には、「子どもの権利条約」を確実にベースにして活動していただきたいと考えています。そのための研修などの充実を訴えました。
③保育所給食について

現時点では、1,2歳は完全給食ですが、3歳以上は、主食は持参しなければなりません。枚方の保育を考える教職員の会では、10年以上も前から、完全給食の実施を要望していましたので、さらに強く要望いたしました。

3.学校図書館について

来年度から、全中学校区に学校司書の配置が完了するので、役割や効果などの確認をいたしました。

図書室の書籍購入に関して地域の書店の役割を確認し、市内業者の育成及び地域経済の活性化を図る観点からも、地域の書店の活用が望ましいことを確認しました。

4.学校運営について

教育課程の編成権が校長にあることを確認しました。

しかし、最近では、あまりにも細かいところまでが、校長会で指示としていることに危惧を強く感じていることを訴え、トップダウンで細かい指示によって、全小中学校が、画一的な状況になるのではないかと危惧していること、本来、各学校で地域や子どもたちの実態や様子事情などを背景に教職員と共に考え、校長が主体的に決定していくものであると意見を述べました。

その上で、教育長から「校長が教育委員会の方針を踏まえ、責任をもって教育課程を編成し、児童・生徒や地域の実態に即して実施できるよう、今後も教育委員会といたしましては、各学校の主体的な取組が推進されるよう支援してまいります。」と答弁を得ました。

以上

持ち時間は1人30分ですが、会派内で最後になるので、みんなが残してくれたのが42分、おかげで時間を気にせず、質問できました。