6月16日~29日、6月議会が開催されました。
今回の議会は、一般質問の方法が変わりました。今までは、大体3人会派で一人、大きい会派は、2人~3人でした。3人会派で2人質問されるところもあったりして、なんとなく不公平感を持っていました。民主連合議員団から、以前にも提案をしていたのですが、受け入れてもらっていませんでした。今期、メンバーも大きく変わったせいもあるのでしょう、試行することとなりました。
議員一人の持ち時間は、答弁含み30分。会派で合計した時間の使い方は自由ということです。民主クラブ(今期から名称変更)からは、5人が一般質問に立ちました。計22人の質問者となりました。私も、30分間の申請で質問させていただきました。全体で16番目となりました。
その項目は…
- 市長の政治姿勢について(平和施策の総括と今後について)
- 聴覚障害者、外国人等に対する医療通訳について
- 災害時の障害児・者対応について
- 教育文化センターについて
- 防犯灯設置について
一般議案は…
- 外郭団体の経営状況の報告
- 繰越計算書について
- 専決補正について
- 損害賠償について
- 一般会計補正予算(市民会館の天井補強工事費用、防災備蓄の拡充、使える英語プロジェクト事業補助金など)の可決。
- 条例の一部改正(障害者自立支援法の一部改正に伴い、関係条例の一部を改正)
- 人事案件(固定資産評価審査委員会委員・人権擁護委員)
- 追加議案で、防犯カメラの取得について
「中学校給食の早期実現を求める請願」が受理され、文教常任委員会に付託されました。
ただ、各派代表者会議及び議会運営委員会において、既に、竹内市長は、大阪府が給食導入についての補助金制度化を行なったので、枚方市も中学校給食導入を検討することを表明されました。なので、そのあとの請願ということで、あまり意味がないように思うのですが、補助金制度の実施要綱が秋に出されるということ、制度の利用にあたっては、今年度末までに実施計画を出せばいいので、継続審査となりました。
中学校給食については、これまで費用が多くかかるということが一番の課題であったわけですが、補助金制度で、イニシャルコストとして約20億円が利用できそうです。ただ、ランニングコストは別問題なので、導入までには、まだまだ学校現場の思いも含め、課題は山積しています。
「30人以下学級の実現等を求める意見書」を採択!
毎年ではありますが、この時期に日政連議員として、「30人以下学級の実現等を求める意見書」の採択に向けて、議会の中で、調整をしながらとりくんできました。
今年は、4月の国会で、小学校1年生の35人以下学級を実現するために必要な義務標準法の改正法案が可決・成立しました。30年ぶりに40人定数から35人に引き下げられました。
やっと!の思いがありますが、保護者などからのアンケート結果では、25~30人規模が適している、という結果もあります。一人ひとりを大切にするためにも、義務教育において、さらに少人数学級の推進に向けてとりくみます。
議会最終日の閉会に伴う市長のあいさつの中で、竹内市長2期目の出馬表明をされました。
枚方市議会議員 野村いくよ