2月25日~3月27日 2013年第1回枚方市議会定例会が開催されました。
予算特別委員会も開会中の開催となりましたので、長い会期となりました。
初日の2月25日は、今年度の市政運営方針が竹内市長から提示されました。
3月議会は、その市政運営方針に対して、各派からの代表質問となります。
我が民主クラブを代表して、桝田議員が質問を行いました。
今年初めて民主党議員団から枚方市へ市政に対しての提言を行いましたので、その内容を中心に桝田議員が質問されました。
途中の追加議案も含めて提出された議案は・・・
○損害賠償等について報告案件1件
○2013年度予算案件⇒予算特別委員会にて審議
○2012年度補正予算案件11件
○条例案件
・枚方市総合計画策定条例
・枚方市新型インフルエンザ等対策本部条例
・枚方市付属機関条例の一部改正
・枚方市職員の退職手当に関する条例等の一部改正
・枚方市くすの木園条例等の一部改正
・枚方市職員給与条例の一部改正
・枚方市国民健康保険条例の一部改正
○中核市指定の申出(2014年4月枚方市は中核市に移行)
○契約締結案件(2013年度包括外部監査契約)
○財産処分案件(市有地の処分)
○その他(市道の認定)
○人事案件(教育委員会委員に記虎さんが再任されました)
以上すべて可決されました。
会期中に、所管事務調査に係って厚生常任委員会・建設常任委員会・議会改革特別調査委員会も開催されました。
「平成25年度の国民保険料に関する請願」が厚生常任委員会に付託され、委員会では不採択、本会議でも不採択となりました。
2013年度当初予算の審議は、5日間の日程を取り、各会派から二人につき1人の委員によって構成された予算特別委員会で行われます。前回までは質疑応答を含めて一人の持ち時間は1時間でした。3人会派からの委員は1人だけですので、不公平では、ということで議会改革特別調査委員会の中間報告を受けて、時間が30分延長されました。我が民主クラブは8人会派ですので、4人の特別委員となり一人1時間で質疑をしました。「総務・文教」と「厚生・建設」で日程を分けて行われました。特別・事業会計については最終日にまとめておこなわれ、討論、採決となりました。
決算特別委員にもなったので、予算特別委員にはならないと思っていたら、議長を輩出している関係もあり、私に順番が回ってきました。
予算特別委員として以下の質問させていただきました。
私の質問項目は…
【総務・文教】
1)就学援助費支給事業について
2)学校問題解決支援事業について
3)中核市移行に係る教職員研修について
4)「いのち」のメッセージ(課外授業)事業について
5)少人数学級充実事業について
6)地域防災推進員育成事業経費について
7)東日本大震災支援事業経費について
【厚生・建設】
1)医療通訳者登録派遣事業について
2)ひきこもり等子ども・若者相談支援センター設置運営事業について
3)保育所入所受付窓口の充実(保育コンシェルジュ)について
4)(仮称)枚方市子ども・子育て支援事業計画策定事業について
5)簡易保育施設運営費補助事業について
6)保育所保育料(寡婦・寡夫控除のみなし適用)について
以上です。
市議会報にも少し掲載されますが、いくつかを簡単に紹介します。
Q:「いのち」のメッセージ(課外授業)事業の内容とその目的は…
A:中央図書館のとりくみで、中高生の読書活動を推進するために「いのち」をテーマに中学生を対象として「おすすめ本リスト」を作成し、「枚方市子ども夢基金」を活用して、おすすめ本リストで取り上げた本の作家を3人招き、中高生を対象に「いのち」について考察するワークショップを開催。中高生が読書に親しみ、知識を深め、生きる力を育むことをめざす。
要望:予算書を見ていて、そのネーミングに魅せられて質問しました。想像していた通りの内容にうれしく思い、学校図書館との連携の充実とそのための学校図書館専任司書を要望しました。
(良いと思われるとりくみは、このような場を通じてPRすることも大事と考えています。)
Q:少人数学級充実事業については、4年生への拡大の替わりに、中学校での生指加配を市独自学校によって時間数は異なりますが、配置することになったことは評価。しかし、3年生では支援学級在籍児童を含めて35人学級を行っていたのに、4年生となると支援学級在籍児童を含めずに40人学級になるので、子どもたちの環境の変化が非常に大きくなる学校がある。なんとか4年生だけでも支援学級在籍児童を含めて40人学級にすることを要望。
A:国の新たな教職員定数改善計画案の実施動向に注視しながら研究する必要がある。
(なんだか訳が分からない回答でした。)
医療通訳者登録派遣事業について
以前から医療通訳者の必要性を訴えてきたので、一歩が踏み出されたことに感謝です。でも、実際の運用について実効あるものにならなければなりません。そのためにもこれからも注視していきます。
地域防災推進員育成事業経費について
地域防災推進員育成については、多様性の視点を避難所運営など防災計画にとりいれるためにも、必ず校区コミュニティで、複数の女性推進員が育成されるように要望しました。
他は市議会報や、市議会HPで発言内容がまたアップされますので見ていただければ幸いです。
枚方市議会議員 野村いくよ