多様性を誇りに。
分かち合うことを力に。
支え合うことを安心に。

氏名野村 生代(のむら いくよ)
生年月日1957年10月23日
居住地枚方市香里ケ丘
星座てんびん座
趣味映画鑑賞、音楽鑑賞、食べながらみんなでおしゃべりすること
好きな言葉「みんなちがって、みんないい!」(金子みすゞ「私と小鳥と鈴と」より)
大好きなアーティスト加川 良(「教訓1」で1970年にデビュー)

生い立ち

1970年 大阪市立新森小路小学校 卒業/門真市立第二中学校 入学

1973年 枚方市立第四中学校 卒業

出会った先生たちが、「生きる力とは…」を語り、真剣に生徒であった私たちに向き合われていたこと、特に女性の先生がご自身を自由に表現されている姿がとてもかっこよく見えました。将来、教師になって、多くの子どもたちに出会って、「未来を生きる」種をまくことができたら…と思いました。

人と出会うことは、人生が拡がります。「平和と平等な社会」をつくるために、そこから繋がっていくことを大切にしたい!と強く思っています。

1976年 大阪府立枚方高等学校 卒業

1980年 京都産業大学外国語学部 卒業

中学校教員としての経歴

1980年 枚方市立第四中学校(母校)に勤務

中学生の頃からの夢だった 中学校教諭(英語科)として奉職。大きな期待と責任感を抱いて教壇に。ついつい力が入ってしまい、日々悩むことも多かったです。先輩の先生方からのアドバイスを受けながら、教育とは…を考える日々でした。「障害」のある生徒との出会いから、「ともに学び、ともに育つ」ことが重要であること、学校は社会の縮図であることを認識しました。

勤務すること13年、その間に、二人の子どもを出産し、保育所と学校と自宅とを駆け回る日々でした。

1992年 枚方市立枚方中学校に勤務

学校が変われば、文化も異なります。少し余裕と自信が出てきたところに、新しい環境に凹むことも…。それでも伝えたいこと、ともに考えたいことを常に直球で…、思いは必ず共有できることを経験。「教育に携わる」ということに、正解はありません。一人ひとりに個性があるのですから、多様性を認め合うことが重要です。

クラブ活動の顧問としても、生徒と共に苦しみや喜びを分かち合うことができました。

2000年 枚方市立東香里中学校に勤務

再度、新しい出会いに期待を膨らませ…。私の子どもと同じ年の生徒たちを教えるようになっていました。また、最初の教え子のお子さんもいました。教員として20年、充実していました。60歳定年まで教員でいることを決めていましたが、最後の勤務校となる。教育というのは、「ひと」と関わることなので、教えるだけではなく、子どもたちから学ぶことも本当に多くありました。

また、枚方市教職員組合女性部長を経て、副執行委員長を務めることになりました。組合役員としての活動を通して、さらに視野が拡がり、多くの事を学ぶことができました。「すべては子どもたちのために」を合言葉に教育活動に全力でとりくみました。

2002年 枚方市立東香里中学校を退職

子どもたちの今・未来のために、教職員が子どもと向き合う環境の充実、「平和・人権・共生・環境」を基軸としたとりくみの推進、教育環境の充実のために、枚方市政に一石を投じるべく市議会議員を志し、選挙の準備期間に入る。

枚方市議会議員としての経歴

2003年 枚方市議会議員選挙 初当選

初めての一般質問。
学校・子どもたちの安全について。子育て支援について。障害者の雇用について。町のバリアフリーについて。男女共同参画事業についてなど計13の質疑を行いました。

2007年 枚方市議会議員選挙 2期目当選

平和のモニュメント・煙突がある妙見山配水池の前の末広公園内の敷地に、香里(爆弾)製造所に当時学徒動員で働いていた女学生から枚方市に「非戦の誓いの碑」が寄贈されました。
改めて「教え子を再び戦場に送らない」の思いを強くしました。

写真のカラフルな上着は何?

さをり織りの上着です。さをり織りは、障害のある若者が色も糸も選び、機織り機で織って完成させ、小物やカバン、服へと変身させていきます。
織り方も人それぞれ…だから同じものはありません。個性が作品を完成させ、輝くものとなっています。

2011年 枚方市議会議員選挙 3期目当選

2011年3月11日 私たちは絶対に忘れない東日本大震災。特に福島第一原子力発電所の事故により、未だに帰れない人々がいます。
原発の危険性を共通認識しなければなりません。
大阪府内でいち早く「非核平和都市」宣言をおこなった枚方市から「非核・平和」を発信していきます。

2015年 枚方市議会議員選挙 4期目当選

4期目当選の2015年度は、副議長の任につきました。女性の正副議長の誕生でした。
2018年10月27日立憲民主党大阪府枚方市支部を立ち上げました!

2019年 枚方市議会議員選挙 5期目当選

5期目 2020年度第69代枚方市議会議長に選出されました。コロナ禍の議会運営ですが、市民の命と生活を守るために議会が確実に役割を果たしていくよう、副議長と共に責務を果たしてまいります。 2021年立憲民主党と国民民主党が一緒になり、新立憲民主党が誕生しました。私は、立憲民主党大阪府総支部連合会の幹事長に11月から任に就きました。

2023年 枚方市議会議員選挙 6期目当選

初当選から21年目を迎えることになりました。6期目の途中には、教員としての年月よりも長くなってしまいますが、初当選時からの思いには変わりなく、「平和・人権・共生・環境」を基軸としたとりくみをこれからも進めてまいります。4月から日本国憲法及び児童の権利に関する条約の精神にのっとり「こども基本法」が施行されました。1994年に子どもの権利条約に批准して、30年が経とうとしています。やっと子どもの権利条約に根差す包括的な立法が成立しました。また、子どもの基本法に基づき「こども大綱」を閣議決定しました。「こどもの最善の利益」を求めてこれからも尽力していきます。